モルタル外壁の塗装費用|相場とひび割れ補修・塗料選びの注意点

基礎知識

築10年を超えたモルタル外壁を見上げて、細かなひび割れや色あせが気になり始めた方は多いのではないでしょうか。「そろそろ塗り替えかな」と思っても、いくらかかるのか、どの業者に頼めばよいのか、不安に感じられる方もいらっしゃいます。

結論からお伝えします。モルタル外壁の塗装費用は、30坪前後の戸建てでおおよそ80万〜130万円程度が目安です。モルタル外壁はひび割れ(クラック)が出やすく、下地補修の量で総額が動く点が特徴です。だからこそ、塗料の単価だけでなく補修の内容まで見て比べる姿勢が、後悔しない判断の鍵となります。

本記事では、費用相場・ひび割れ補修・塗料選び・業者の見極め・補助金の5つを順に整理していきます。船橋市を含む千葉県北西部は、海風による塩害も受けやすい地域です。地域特性も踏まえ、お役に立てれば嬉しく思います。

モルタル外壁の塗装費用の相場はいくら?

モルタル外壁の塗装費用は、30坪前後の戸建てでおおよそ80万〜130万円程度が目安となります。これは外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点の相場感です。費用は外壁材の種類より、面積・塗料グレード・足場・下地補修の積み上げで決まる仕組みです。まずは全体のレンジと、価格を左右する要素を押さえましょう。

私(編集部)が複数の費用解説動画や実際の見積書を確認しました。すると外壁塗装の総額は「足場+高圧洗浄+下地補修+塗料+付帯部」の合計で組み立てられていました。坪数や内訳で金額が変わるという説明は、複数の解説動画でも共通しています。モルタル外壁の場合、ここに補修費がどれだけ乗るかで差が出る点が特徴です。

モルタル外壁塗装の費用相場(塗料グレード別)
30坪前後の戸建てを想定した総額の目安イメージ(足場・洗浄・補修・付帯部を含む)
アクリル系 約80~100万円
シリコン系 約90~120万円
ラジカル系 約95~125万円
フッ素系 約110~150万円
0万円 80万円 150万円
※ あくまで目安のイメージです(編集部調べ・2025年時点)。坪数・劣化状態・ひび割れ補修の量・付帯部の範囲で総額は変動します。正確な金額は現地調査と見積書でご確認ください。

30坪前後のモルタル外壁の費用レンジ

30坪前後のモルタル外壁では、塗料グレードによって総額の幅が変わってきます。外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点では、シリコン塗料なら90万〜120万円程度が目安です。より耐久性の高いフッ素塗料なら、110万〜140万円程度が一つのレンジです。アクリルなど安価な塗料を選べば総額は下がる一方、塗り替え周期が短くなる傾向もあります。

ここで気をつけたいのが、安さだけで判断しないという視点です。2025年時点の一般的な相場から大きく外れて安い見積もりは、下地補修や塗布回数が省かれている場合も。とくにモルタル外壁はひび割れ補修の有無で耐久性が変わるため、金額の根拠を確認しておきましょう。

なお、これらは延床30坪・2階建てを想定した一般的なレンジです。建物の形状が複雑だったり、3階建てで足場の規模が大きくなったりすると、金額は上振れします。2階建ての費用感は2階建ての外壁塗装費用でも詳しく整理しました。あわせてご確認ください。

費用を左右する要素(面積・塗料・足場・下地補修)

モルタル外壁の費用を左右する主な要素は、塗装面積・塗料グレード・足場・下地補修の4つです。この4点の組み合わせで、同じ30坪でも総額が数十万円単位で変わってきます。順に見ていきましょう。

塗装面積は、延床面積ではなく実際に塗る「塗装面積」で計算する点に注意が必要です。外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点では、延床30坪なら塗装面積はおよそ120平方メートル前後が目安です。塗料グレードは耐用年数と直結し、足場は建物の高さや周囲のスペースで変動します。

そしてモルタル外壁で最も差が出やすいのが下地補修です。ひび割れの量や深さによって補修費が積み上がるため、現地調査をしないと正確な金額は出せません。足場の考え方は戸建ての足場費用で、付帯部の一例は雨樋の交換費用でも解説しました。

モルタル外壁の特徴とひび割れが起きやすい理由

モルタル外壁とは、セメント・砂・水を練り混ぜて塗り壁状に仕上げた外壁のことです。継ぎ目のない一体感のある意匠が魅力な反面、乾燥収縮や地震の揺れでひび割れ(クラック)が生じやすいという性質を持ちます。ここではサイディングとの違いと、クラックの種類を整理しましょう。

モルタル外壁のひび割れと塗装費用イメージ

モルタル外壁とは・サイディングとの違い

モルタル外壁とサイディングの一番の違いは、施工方法にあります。モルタルは現場で塗って仕上げる左官工事、サイディングは工場で作られた板を貼り付ける乾式工法です。この違いが、メンテナンスの考え方にも影響を与えます。

モルタル外壁は職人が手作業で仕上げるため、意匠の自由度が高いのが長所です。一方で、継ぎ目がない分、建物の動きを面全体で受け止めることになり、ひび割れが表面に出やすくなります。サイディングのように目地のシーリングを打ち替える工程はない代わり、クラック補修が中心となります。

サイディングとの費用比較でよく誤解されるのが、「外壁材で価格が決まる」という考え方です。実際には、面積・塗料・下地補修の量で費用は変わってきます。モルタル外壁は補修の量が読みにくいため、現地調査での診断が欠かせません。外壁材ごとの違いは、ALC外壁の塗装費用と比較すると理解が深まるはずです。

ヘアークラックと構造クラックの違い

モルタル外壁のひび割れは、大きくヘアークラックと構造クラックの2種類に分けて考えられます。クラックとは、外壁に入る亀裂のことで、放置すると雨水が浸入し建物を傷める原因になります。幅によって対処法が変わる点を押さえておきましょう。

ヘアークラックとは、髪の毛のように細い、おおむね幅0.3ミリ以下のひび割れのことです。塗膜の表面に出る浅いものが多く、フィラーや弾性塗料での補修が用いられるのが一般的です。一方、構造クラックとは、幅0.3ミリを超える深いひび割れのことで、建物の構造的な動きが原因となるケースもあります。

私(編集部)が複数のモルタル外壁の施工解説を確認しました。すると塗装前の診断と補修が、仕上がりと耐久性に大きく関わると繰り返し示されていました。構造クラックは、Uカットシール工法など専用の補修が必要になる場合も。自己判断で塗り潰すのではなく、現地で診断してもらうと安心です。

ひび割れ(クラック)の2タイプを比較
ヘアークラック 表層に生じる細いひび
幅の目安
おおむね0.3mm未満(髪の毛ほどの細さのイメージ)
主な原因
塗膜や表層モルタルの乾燥収縮・経年劣化など
代表的な補修方法
フィラーや微弾性塗料の刷り込みで対応できる場合が多い
構造クラック 深く入る幅広のひび
幅の目安
おおむね0.3mm以上(指の爪が引っかかる程度のイメージ)
主な原因
下地や構造の動き・地震・不同沈下などが関わる場合がある
代表的な補修方法
Uカットシール工法など専用補修が必要になる場合がある
※ 幅の数値は一般的な目安のイメージです。自己判断で塗り潰さず、現地で診断してもらうと安心です。実際の判断・補修方法は専門業者の調査でご確認ください。

モルタル外壁の塗装費用の内訳とひび割れ補修の費用

モルタル外壁の総額は、足場・高圧洗浄・下地補修・塗料・付帯部の合計で決まります。とくにひび割れ補修やフィラー処理の量が、モルタル外壁ならではの費用差につながる部分です。内訳の見方と、下地補修の費用目安を具体的に解説します。

下の表は、30坪前後のモルタル外壁を想定した、塗料グレード別の単価・総額目安・耐用年数の一例です。金額は地域や建物条件で変わるため、あくまで判断の出発点としてご覧いただければと思います。

塗料グレード単価(㎡あたり)総額目安(30坪)耐用年数出典
アクリル1,400〜1,800円75万〜95万円5〜7年出典:塗料メーカー公表値 ✓
シリコン2,300〜3,000円90万〜120万円10〜13年出典:各メーカー公表の目安 ✓
ラジカル制御型2,500〜3,300円95万〜125万円12〜15年出典:各社カタログ準拠 ✓
フッ素3,500〜4,800円110万〜140万円15〜20年出典:2025年時点の編集部集計 ✓

※足場代(15〜22万円)・高圧洗浄・下地補修費込みの目安。ひび割れの量により増減します(出典:外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点 ✓)

ラジカル制御型塗料の特徴は、ラジカル塗料とはでも詳しく取り上げました。

足場・洗浄・下地補修・塗料の内訳

外壁塗装の見積もりは、足場・高圧洗浄・下地補修・塗料・付帯部といった項目に分かれています。各項目に数量と単価が記載されていれば、内容を比較しやすくなるでしょう。まずは代表的な内訳の目安を押さえましょう。

足場代は30坪前後でおおよそ15万〜22万円程度、高圧洗浄は3万〜6万円程度が一般的な目安です。これは外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点の数字です。塗料代は使うグレードで大きく変わり、付帯部(軒天・雨樋・破風など)の塗装も別途計上されます。これらが一式でまとめられていると、何にいくらかかっているか見えません。

私(編集部)が複数の見積書を見比べたところ、ひとつの傾向が見えました。内訳が「外壁塗装一式」とだけ書かれた見積もりは、後から追加費用が発生しやすい構造でした。複数の解説動画でも、数量と単価の明記が比較の第一歩だと語られています。足場の金額は、塗装面積と同様に「m単位」で計算されるのが一般的と言えます。

クラック補修・フィラー処理の費用目安

モルタル外壁ならではの費用が、クラック補修とフィラー処理です。フィラーとは、外壁の細かなひび割れや凹凸を埋めて表面を整える下塗り材のことで、上塗り塗料の密着を高める役割を担います。補修量によって費用が変わる点が特徴です。

ヘアークラックのような細いひび割れは、微弾性フィラーや弾性塗料での処理で対応されるケースが多いです。外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点では、㎡あたり数百円〜の単価で見積もられる場合もみられます。一方、幅の広い構造クラックはUカットシール工法などで補修され、1か所あたり1,000円〜数千円程度が一つの目安。数量が増えれば総額も上向きます。

ここで注意したいのが、補修の数量です。ひび割れが多い外壁なのに補修費がほとんど計上されていない見積もりは、工程が省かれている可能性も。チョーキング(外壁を手で触ると白い粉が付く劣化サイン)が出ている場合、下地の傷みも進みやすくなります。診断時に状態を確認しておきましょう。

モルタル外壁に適した塗料の選び方(弾性・微弾性)

モルタル外壁はひび割れに追従できる塗料が選ばれることが多く、弾性塗料や微弾性フィラーが用いられます。塗料は初期費用だけでなく、耐用年数まで見て選ぶことが大切です。塗料の役割と、グレード別の単価・耐用年数を中立的に整理しましょう。

塗料選びは慎重に進めたいところです。外壁の状態に合わない塗料を選ぶと後悔につながると、複数の解説動画でも指摘されています。価格の安さだけで決めず、ご自宅のモルタル外壁の状態と相性を確認する姿勢が、長持ちへの近道となります。

モルタル外壁で選ばれる塗料グレードの構成比イメージ
どの塗料がよく選ばれるかの全体像(おおまかなイメージ)
選ばれやすい シリコン中心
シリコン系耐用年数の目安 約10~15年 約40%
ラジカル系耐用年数の目安 約12~15年 約25%
フッ素系耐用年数の目安 約15~20年 約20%
弾性系耐用年数の目安 約8~12年 約15%
※ 構成比・耐用年数はあくまで目安のイメージです(編集部調べ・2025年時点)。実際の比率は地域や業者で異なり、耐用年数は製品・施工・立地で変わります。価格の安さだけで決めず、ご自宅のモルタル外壁の状態と相性をご確認ください。

弾性塗料・微弾性フィラーの役割

弾性塗料とは、ゴムのように伸び縮みする性質を持ち、外壁のひび割れに追従しやすい塗料のことです。モルタル外壁のように動きでクラックが出やすい下地と、相性がよいとされます。微弾性フィラーは、その中間的な弾力を持つ下塗り材です。

弾性塗料の長所は、細かなひび割れに塗膜が追従し、雨水の浸入を抑えやすい点にあります。ただし塗膜が厚く柔らかいため、直射日光や熱の影響で膨れが生じる場合もあり、施工方法には配慮が必要です。万能ではない、という理解が欠かせません。

そこで実務で多く使われるのが微弾性フィラー。標準的な硬質の上塗り塗料と組み合わせやすく、ヘアークラックへの対応とコストのバランスが取りやすい選択肢です。どちらが向くかは外壁の状態で変わるため、現地調査での提案を確認するとよいでしょう。

塗料グレード別の単価と耐用年数

塗料はグレードによって単価と耐用年数に差が出ます。外装リフォームの窓口編集部調べ・2025年時点では、シリコンは10〜13年、フッ素は15〜20年が耐用年数の目安です。初期費用が高くても、長持ちすれば塗り替え回数が減るケースもあります。

たとえばシリコン塗料は、価格と耐久性のバランスがよく、多くのお住まいで選ばれている標準的な選択肢です。ラジカル制御型塗料は、シリコンに近い価格帯ながら、色あせの原因となる劣化反応を抑える設計とされています。フッ素塗料は単価が高い一方、長期メンテナンスの回数を抑えたい方に向く塗料と言えます。

判断のコツは、住む年数とライフプランから逆算すること。あと10年で住み替えを考えているのか、長く住み続けるのかで、最適なグレードは変わってきます。なお、千葉県北西部の海沿いエリアは塩害の影響を受けやすいため、耐塩害性を備えた塗料を候補に入れると安心です。塗料を慎重に選ぶ姿勢が、満足度を左右します。

モルタル外壁の塗装で失敗しない業者選びと相見積もり

モルタル外壁は下地補修の良し悪しが、仕上がりと耐久性を大きく左右する外壁材です。築10年以上で複数社を比較している方ほど、相見積もりで補修内容まで横並びに比べることが判断の鍵になります。比較すべき観点と、注意したい業者の傾向を解説します。

相見積もりは、単に金額を比べるためのものではありません。私(編集部)が複数の見積比較の解説を確認したところ、共通する指摘がありました。総額だけでなく下地補修や数量・単価まで確認しないと、補修が省かれていないか判断できない、という指摘でした。中身を横並びにすることが、相見積もり本来の目的と言えます。

信頼できる業者を見極めるチェックリスト
気になる項目をタップしてチェックしながら確認してみてください
※ チェック項目は業者選びの一般的な目安です。すべてを満たすことを保証するものではありません。最終的なご判断は、複数社の見積もりの中身を横並びで比較したうえで行うと安心です。

相見積もりで横並び比較すべき項目

相見積もりで横並びに比べるべきは、塗料の銘柄・塗布回数・下地補修の数量・保証内容の4点です。総額が同じでも、この中身が違えば実質の価値は変わってきます。項目をそろえて比較する作業こそ、納得感のある判断の土台と言えます。

具体的に見比べたいのは、塗料の製品名とメーカー、塗装回数、ひび割れ補修の数量と単価、保証の期間と範囲です。塗装回数は、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回。これらが各社の見積もりに明記されていれば、同じ土俵で比較できます。逆に「一式」が多い見積もりは、比較の前に内訳を質問しておくと安心です。

このとき、契約を急かす業者には注意が必要です。訪問販売で「今日契約すれば割引」と迫られても、その場で決めない姿勢が大切。万が一契約してしまっても、クーリングオフ(特定商取引法に基づく訪問販売等の契約解除制度)の対象になるケースもあります。落ち着いて複数社を比べる時間を確保してください。

ひび割れ補修を軽視する見積もりに注意

モルタル外壁で特に気をつけたいのが、ひび割れ補修を軽視した見積もりです。補修工程が薄いと総額は安く見えますが、塗装後に再びクラックが出やすくなる場合も。安さの理由を確認する姿勢が欠かせません。

たとえば、外壁にひび割れが目立つのに補修費がほとんど計上されていない見積もりは、要注意です。塗装はあくまで保護と美観のための工程で、下地の傷みを塗料で隠すものではありません。補修を省くと、数年で同じ場所からひびが再発するおそれもあります。

相場から大きく外れて安い見積もりは、下地補修・塗布回数・付帯部が省かれていないか、内訳を一つずつ確認しておきましょう。トラブルに発展した場合の相談先として、国民生活センターのような公的窓口も知っておくと安心です。困ったときは国民生活センター に相談する選択肢もあります。

モルタル外壁の塗装に使える補助金とメンテ時期の目安

遮熱・断熱塗料を使う外壁塗装は、省エネ改修として補助制度の対象になる自治体があります。制度は地域・年度で異なるため、自治体の公式情報での確認が欠かせません。あわせて、モルタル外壁の塗り替え時期の目安も整理します。

補助金は「使えるかどうか」を一次情報で確かめるのが基本です。国の住宅政策の方向性は国土交通省 が公表しています。外壁の耐用年数や塗装の考え方は、日本塗装工業会 などの業界団体も発信しています。

自治体の補助金を調べる手順
使えるかどうかは、一次情報(自治体の公式情報)で確かめるのが基本です
1
自治体サイトで検索
お住まいの市区町村の公式サイトで「外壁塗装 補助金」などを検索します。
公式情報で確認
2
対象工事・要件を確認
外壁塗装が対象か、住宅の条件や使用塗料の要件などを確認します。
要件をチェック
3
申請期間と予算枠を確認
受付期間や予算の上限を確認します。枠に達すると早期終了する場合もあります。
締切に注意
4
着工前に申請
多くの制度は工事の前に申請が必要です。着工してからでは対象外になる場合があります。
着工前が原則
※ 補助金の有無・要件・期間・予算は自治体や年度で異なります。必ず各自治体の公式情報など一次情報でご確認ください。制度がない地域もあります。

自治体・国の補助制度を公式情報から探す手順

補助制度を探す基本は、お住まいの自治体の公式サイトを起点にすることです。「(市区町村名)外壁塗装 補助金」などで検索し、対象工事・要件・申請期間を確認しましょう。制度は予算に達すると締め切られる場合もあるため、早めの確認がおすすめです。

注意したいのは、補助金の多くが着工前の申請を条件とする点。工事を始めてからでは対象外になることもあるため、契約前に要件を確認しておくと安心です。遮熱・断熱塗料など、省エネ性能を高める改修が対象になりやすい傾向もみられます。

制度の有無や条件は地域・年度で変わります。古い情報をうのみにせず、自治体公式や国土交通省など一次情報で最新条件をご確認ください。住宅リフォーム全般の相談先としては、住宅リフォーム推進協議会 の情報も役立つはずです。申請手続きは、業者に代行を相談できるケースもあります。

モルタル外壁の塗り替え時期の目安

モルタル外壁の塗り替えは、築10年前後が一つの検討目安とされます。前回使った塗料の耐用年数や立地によって前後しますが、劣化サインが出たら点検を考えたいタイミングです。年数だけでなく、状態を見て判断することが大切です。

塗り替えを検討するサインは、ひび割れの増加、チョーキング、色あせ、コケやカビの発生など。とくにモルタル外壁はクラックが出やすいため、ひび割れの本数や幅が広がってきたら早めの点検が安心です。雨水の浸入が進む前に対処すると、補修費も抑えやすくなります。

千葉県北西部、とくに船橋市の海沿いエリアは、海風による塩害や台風の影響を受けやすい地域です。塩害とは、海からの風で運ばれる塩分が外壁や金属部分に付着し、劣化を早める現象のことを指します。内陸より劣化が早まる場合もあるため、地域特性を理解した業者に点検を依頼するとよいでしょう。

よくある質問

モルタル外壁の塗装について、お客様からよくいただく質問をまとめました。判断の参考にしていただければと思います。

モルタル外壁は何年ごとに塗り替えが必要ですか?

立地や前回の塗料によって異なりますが、一般的には築10年前後が塗り替え検討の目安とされます。ひび割れ(クラック)やチョーキング(外壁を触ると白い粉が付く状態)が見られたら、点検を検討するとよいでしょう。年数はあくまで目安で、実際は外壁の状態を見て判断する姿勢が大切です。

モルタル外壁のひび割れは塗装で直りますか?

ヘアークラックのような細いひび割れは、フィラーや弾性塗料での補修が用いられることが多いです。一方、幅の広い構造クラックは専用の補修が必要になる場合も。状態は現地調査で診断してもらい、補修方法を確認するとよいでしょう。塗料で塗り潰すだけでは、再発するおそれがある点にご注意ください。

モルタル外壁とサイディングで塗装費用は変わりますか?

外壁材そのものより、面積・塗料・下地補修の量で費用は変わってきます。モルタル外壁はひび割れ補修が増えると費用が上がる傾向があるため、見積もりで下地補修の内容を確認しておきましょう。サイディングは目地のシーリング打ち替えが加わる点が、費用面での主な違いと言えます。

見積もりが他社よりかなり安い業者は選んでも大丈夫ですか?

相場から大きく外れて安い場合は、下地補修や塗布回数、付帯部の塗装が省かれていないか内訳を確認しておきましょう。とくにモルタル外壁はひび割れ補修の有無が耐久性に関わるため、複数社で内容を比較すると判断しやすくなります。安さの理由を質問できる業者かどうかも、判断材料の一つです。

モルタル外壁の塗装に補助金は使えますか?

遮熱・断熱塗料を用いる省エネ改修などで、補助金・助成金の対象になる自治体があります。制度の有無や条件は地域・年度で異なります。お住まいの自治体や国土交通省など、公式の一次情報で最新の要件をご確認ください。多くの制度は着工前の申請が条件となるため、契約前の確認がおすすめです。

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