「昔ながらの茅葺き屋根の上にトタンを被せた実家、そろそろサビが目立ってきた」。そんな古民家の屋根を前に、費用の見当がつかず不安を感じていらっしゃる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、茅葺きにトタンを被せた屋根の塗装費用は、屋根面積が広めの古民家で足場代を含めおおよそ40万〜80万円程度が一つの目安です。ただし金額は屋根の勾配・サビの進行・地域によって幅があり、業者ごとに差が出ます。表面のトタンを塗り替える作業自体は一般的なトタン屋根塗装と同じですが、古民家特有の急勾配や二段屋根が費用を押し上げる点に注意が必要です。
本記事では、面積別の費用相場と内訳、費用が上下する条件、下地処理と塗料選び、そして塗装・カバー工法・葺き替えの判断軸までを中立的にお伝えします。後悔しない外装リフォームの判断材料として、お役に立てれば嬉しく思います。
茅葺き屋根にトタンを被せた屋根とは|古民家に多い構造と塗装が要る理由
茅葺き屋根にトタンを被せた屋根とは、萱(かや)で葺いた古い屋根の上から、トタンと呼ばれる金属板をかぶせて雨風から守る構造のことです。地方の古民家で数多く見られ、表面のトタンは塗膜で保護されています。

塗膜が劣化するとトタンがむき出しになり、サビが進んで雨漏りの原因につながります。だからこそ、定期的な塗り替えが屋根を長持ちさせる鍵と言えるでしょう。まずはご自宅の屋根がどの構造で、いまどんな状態かを押さえておくと安心です。
茅葺きにトタンを被せた屋根の仕組みと見分け方
茅葺きにトタンを被せた屋根は、断面で見ると「一番下に茅(かや)の層」「その上に下地の木材」「最上部に波板や平板のトタン」という順に重なっているのが特徴です。外からは金属屋根に見えても、内側に厚い茅の層が残っているケースが少なくありません。
見分け方は難しくありません。屋根の勾配が急で、軒が深く、屋根裏に入ると黒くいぶされた茅が見える場合は、この構造の可能性が高いと言えます。軒の厚みが一般的な金属屋根より明らかに厚い点も手がかりです。
古民家では、母屋と下屋(げや)が段違いに重なる二段屋根も多く見られます。段差が多いほど施工の手間が増え、後述する費用にも影響してきます。ご自宅がどの形かを、まずは目視で確かめておくと役立ちます。
塗装が必要になる劣化サイン(サビ・色あせ・めくれ)
塗装を検討する目安は、大きく分けて「色あせ」「サビ」「めくれ・浮き」の3つのサインです。これらが出始めたら、塗膜が本来の保護機能を失いつつある合図と捉えてください。
チョーキング現象とは、屋根や外壁を手で触ると白い粉が付く状態のことで、塗膜が紫外線で劣化したサインです。次の段階として表面に赤茶色の点サビが浮き、進行すると板が薄くなって穴があくケースも見られます。波板のつなぎ目やビス周りは特にサビやすい箇所です。
塗膜のめくれや浮きが見られる場合は、下地まで傷んでいる恐れも否めません。放置するとサビが広がり、塗装だけでは対応できなくなるケースもあります。気になるサインが出てきたら、早めに専門業者へ点検を相談すると安心です。
茅葺きトタン屋根の塗装費用の相場|面積別の目安と内訳
茅葺きトタン屋根の塗装費用は、屋根面積が広めの古民家で足場込みおおよそ40万〜80万円程度が一つの目安です。金額を左右するのは、屋根面積・塗料のグレード・下地(サビ)の状態の3点です。ここでは戸建て規模を前提に、面積別のおおよその目安と内訳の考え方を見ていきましょう。
金額はあくまで目安で、業者や地域で幅があります。正確な費用は現地調査のうえ、複数の見積りで確認してください。
屋根面積別の費用目安と足場を含めた総額の考え方
屋根塗装の費用は、屋根面積に応じてほぼ比例して増えていくのが基本です。下の表は、トタン屋根塗装の面積別のおおよその目安をまとめたものです。数値は幅を持たせており、下地の状態や塗料グレードで前後します。
| 屋根面積の目安 | 塗装費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 約40〜60平方メートル (小さめの平屋) | 25万〜45万円程度 | サビが軽度なら下限寄り |
| 約60〜90平方メートル (一般的な戸建て) | 40万〜70万円程度 | 古民家に多い規模帯 |
| 約90〜120平方メートル (大屋根・二段屋根) | 60万〜90万円程度 | 足場・手間が増えやすい |
※足場代・高圧洗浄・下地処理を含めた総額イメージ。金額は業者・地域・劣化度で異なります。出典:複数の屋根・外壁塗装業者が公開する見積りデータを集計した市場相場の目安(2026年時点)。
総額を考えるときに見落としがちなのが足場代です。トタン屋根は勾配が急なものが多く、安全に作業するための足場が欠かせません。古民家の二段屋根では足場の設置範囲が広がり、その分の費用が上乗せされます。「屋根の塗装費だけ」で判断せず、足場を含めた総額で比べることが大切です。
見積書の内訳(足場・高圧洗浄・下地処理・塗装)
見積書は「一式」でまとめず、工程ごとに金額が分かれているものを選ぶと安心です。内訳が明確なほど、後からの追加請求や手抜きを避けやすくなります。主な内訳は、足場・高圧洗浄・下地処理・塗装(下塗り+上塗り)の4つです。
高圧洗浄とは、高い水圧で古い塗膜の粉やコケ、サビの浮きを洗い流す下準備の作業です。この工程を省くと、上から塗った塗料がすぐに剥がれる原因となります。ケレン作業とは、サビや浮いた塗膜を工具で削り取る下地処理のことで、トタン塗装の仕上がりを大きく左右する工程です。
DIYで材料費を抑える方も見受けられます。実際に、闘病の合間にトタン屋根塗装を自分で行い、材料費が数千円で済んだという記録を残した施工動画(動画ID: LA7No0nbBHg)も存在します。一方で、波板トタン塗装を扱う施工動画(動画ID: KQvOCEfAEz0)では、洗浄・下地・塗装と工程管理が丁寧に進められており、業者施工との品質・保証の差が見て取れます。安さと仕上がり・安全のどちらを取るかは、慎重に判断したいところです。
塗装費用が上下する条件|屋根勾配・サビの進行・波板の傷み
同じ屋根面積でも、費用は屋根勾配・サビの進行度・波板トタンの傷み具合で上下します。特にサビが広範囲に及ぶと、ケレンや錆止めの工程が増え、単純な塗り替えより割高になります。古民家特有の急勾配や二段屋根は、この費用差が出やすい典型です。
安く見える見積りが、何を省いた金額なのかを見極める視点を持ちましょう。ここでは費用が上がりやすいケースを、具体的に見ていきましょう。
急勾配・二段屋根で足場や手間が増えるケース
古民家の屋根は勾配が急なものが多く、これが費用を押し上げる大きな要因です。勾配が急だと、職人が屋根の上に直接立てず、屋根足場という追加の足場が欠かせません。安全確保の手間が増えるほど、人件費と資材費が上乗せされる仕組みです。
母屋と下屋が段違いに重なる二段屋根では、段ごとに足場を組む必要が生じ、設置面積が広がります。軒が深い・入り組んだ形状の屋根も、養生や塗り分けに手間がかかりがちです。平屋より複雑な形状のほうが、面積が同じでも費用は高くなる傾向が見られます。
見積りを比べる際は、勾配や段差についてどこまで現地で確認したかを尋ねてみてください。屋根に上らず地上から見ただけの概算見積りは、後から追加費用が発生しやすいため要注意です。現地調査を丁寧に行う業者ほど、金額のブレは小さく収まります。
サビ・穴あきが進むと塗装で対応できない場合
サビが表面にとどまっていれば、ケレンと錆止めを施したうえで塗装できることがほとんどです。しかし、サビが板を貫通して穴があいていたり、広範囲に腐食が進んでいたりすると、塗装だけでは雨漏りを止められません。この段階では、塗装以外の工法を検討する必要が出てきます。
| 進行度 | 屋根の状態(サイン) | 適した対応の目安 |
|---|---|---|
| 軽度 | 色あせ・チョーキング・表面にとどまる点サビ。板そのものはまだ健全な状態。 | ○塗装 ケレンと錆止めを施したうえで塗装できることがほとんどです。 |
| 中度 | 広範囲のサビ・塗膜の剥がれ。一部で板の傷みが目立ち始めている状態。 | △塗装 または 部分補修 傷みの範囲によっては、塗装に部分的な補修を組み合わせる判断が必要になります。 |
| 重度 | 穴あき・広範囲の腐食。サビが板を貫通し、雨漏りが起きている・起きやすい状態。 | ×カバー工法・葺き替え 塗装だけでは雨漏りを止められないため、塗装以外の工法を検討する段階です。 |
無理に塗装で済ませると、数年で再びサビが浮き、結果的に費用がかさんでしまいます。「塗装できます」という言葉だけを鵜呑みにせず、なぜ塗装で足りると判断したのか、根拠を確認しておくと安心です。劣化度の見極めは、専門業者の点検に委ねるのが確実です。
トタンのサビ対策と塗料選び|下地処理が屋根の寿命を左右する
トタン屋根塗装で最も差が出るのは、ケレンと錆止めを含む下地処理です。塗膜が早期に剥がれるトラブルの多くは、下地処理の甘さが原因とされています。どんなに良い塗料を使っても、下地が整っていなければ本来の性能を発揮できません。
近年はサビの上から塗れる高耐久タイプの屋根用塗料も登場しています。塗料選びと下地処理はセットで考えることが、屋根を長持ちさせるコツです。トタン屋根全般の塗装費用や進め方は、トタン屋根の塗装費用の記事でも詳しく整理しています。
ケレン・錆止めの重要性と手抜きが招く早期剥離
ケレンと錆止めは、トタン塗装の土台をつくる最重要工程です。ケレンでサビや浮いた旧塗膜を削り落とし、錆止め塗料でサビの再発を抑えてから、上塗り塗料を重ねます。この順序を守ることで、塗膜がしっかり密着します。
塗膜が早期に剥がれる主な理由を、DIY向けの解説動画(動画ID: 6wpN8CY2C7c)では、下地処理の不足と塗料の選び方の2点に整理して伝えています。特にサビをきちんと落とさずに塗ってしまうと、下から再びサビが浮き、塗膜ごと剥がれてしまう恐れがあります。手間を惜しんだ下地処理は、かえって寿命を縮めてしまうのです。
塗料メーカーのニッペホームプロダクツが公開する製品紹介動画(動画ID: 761tTGd8Lws)では、サビの上から直接塗れる高耐久シリコン系のトタン屋根用塗料が紹介されています。こうした塗料も下地処理を完全に省けるわけではなく、あくまで丁寧なケレンとの併用が前提です。見積りの際は、ケレンと錆止めがどこまで含まれているかを必ず確認しておきましょう。
屋根用トタン塗料のグレードと耐用年数の目安
トタン屋根に使う塗料は、大きくウレタン・シリコン・フッ素の3グレードに分かれ、価格が上がるほど耐用年数も伸びる傾向です。金属屋根塗装の耐用年数の考え方は、日本塗装工業会など業界団体が示す基準が参考になります。ただし実際の持ちは、下地処理の質や環境によって変わってきます。
| 塗料グレード | 耐用年数の目安 | 費用感 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| ウレタン系 | 約6〜8年 | 比較的安価 | とりあえず延命したい場合 |
| シリコン系 | 約8〜12年 | 標準的 | 費用と持ちのバランス重視 |
| フッ素系 | 約12〜15年 | やや高め | 塗り替え回数を減らしたい場合 |
※耐用年数・費用は環境や下地処理の質で前後します。出典:日本塗装工業会ほか業界団体が示す金属屋根塗料の耐用年数データ(
海に近い地域では、塩害対策も塗料選びの大切な観点となってきます。塩害とは、海からの風で運ばれる塩分が金属部分に付着し、劣化を早める現象のことです。船橋市を含む千葉県北西部は東京湾に近く、海風の影響を受けやすい地域です。海沿いのお住まいでは、耐塩害性の高いシリコンやフッ素塗料が選択肢に入ります。予算と塗り替え周期を考え合わせて選ぶと、後悔は少なくて済むでしょう。
塗装かカバー工法・葺き替えかの判断軸|劣化度別の考え方
塗装・カバー工法・葺き替えのどれを選ぶかは、サビの進行度と予算の両面から判断します。サビが表面だけなら塗装で延命でき、穴あきや広範囲の腐食が進むと、カバー工法や葺き替えの方が結果的に安全・割安になるケースも見られます。まずは劣化度の線引きを知っておくと役立ちます。
私自身、実家の古い波板トタン屋根を見たとき、「塗ればまだ持つのか、思い切って替えるべきか」と迷った経験があります。同じ悩みを抱える方に向けて、3つの選択肢を並べてみましょう。
塗装で延命できる劣化と、葺き替えが必要な劣化の線引き
塗装で延命できるのは、サビが表面にとどまり、板に穴があいていない状態までが目安です。この段階なら、ケレンと錆止めを施したうえで塗り替えれば、屋根の寿命を延ばせます。費用も3つの選択肢の中で最も抑えられます。
一方で、穴あきや広範囲の腐食、下地の木材まで傷んでいる場合は、塗装では雨漏りを止めきれません。カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい金属屋根材を重ねて葺く工法のことです。既存屋根の撤去が不要なため、葺き替えより費用と工期を抑えられます。ただし下地が傷んでいると採用できない場合があります。
葺き替えとは、古い屋根材を撤去して新しい屋根に葺き直す工事のことです。下地から作り直せるため耐久性は高い反面、費用は3つの中で最も大きくなりがちです。茅葺きトタンの古民家では、内部の茅や下地の状態次第で工法が変わるため、屋根裏まで確認できる業者に見てもらうと判断がぶれません。
それぞれの費用感をさらに詳しく知りたい方は、屋根カバー工法の費用や屋根の葺き替え費用の相場の解説もあわせてご覧ください。
カバー工法・葺き替えとの費用と耐久のざっくり比較
3つの工法は「初期費用の安さ」と「耐久・安心感」がおおむね反比例します。塗装は安く手軽ですが延命が目的、葺き替えは高額でも屋根を一新できる、という関係です。下の表で、費用と耐久のざっくりした違いを整理しました。
| 工法 | 費用の目安 | 耐久の目安 | 向いている劣化度 |
|---|---|---|---|
| 塗装(塗り替え) | 40万〜80万円程度 | 約8〜15年 | 表面サビ中心・穴なし |
| カバー工法 | 80万〜150万円程度 | 約20〜30年 | サビ進行・下地は健全 |
| 葺き替え | 120万〜250万円程度 | 約20〜30年以上 | 穴あき・下地まで劣化 |
※屋根面積・形状・下地の状態で大きく変わります。出典:複数の屋根リフォーム業者が公開する工法別見積りデータを集計した目安(2026年時点)。金額は業者・地域で異なるため、必ず相見積りで確認してください。
大切なのは、目先の安さだけで塗装を選ばないことです。塗装で延命しても数年で葺き替えが必要になれば、トータルの出費は増えてしまいます。今後その家に何年住むか、予算はどこまでかを踏まえ、劣化度に見合った工法を選ぶことが、後悔しない判断への近道です。
茅葺きトタン屋根の塗装で失敗しない業者選びと見積りの見方
茅葺きトタン屋根の塗装で失敗しないコツは、相見積りの内訳・下地処理の説明・保証の3点を必ず確認することです。高所のトタン屋根塗装は滑落など危険が大きく、DIYは事故リスクが高いため、専門業者への依頼が基本と言えます。極端に安い・高い業者を避けることも、後悔を防ぐ大切な視点です。
屋根塗装がどれほど危険かは、高所作業の一瞬を切り取った施工動画(動画ID: yg6t_zikuLY)が「とても危険な件」として伝えています。安全は、まず専門業者に委ねるところから始まります。
相見積りで見る3つのポイント(内訳・下地・保証)
業者を比べるときは、価格の安さより「内訳・下地・保証」の3点を軸に見てください。この3つが明確な業者ほど、施工品質とアフター対応が期待できます。逆に、どれか一つでも説明が曖昧なら注意が必要です。
第一に、見積書が「一式」ではなく工程ごとに分かれているかを見ます。第二に、ケレンや錆止めといった下地処理をどこまで行うか、口頭とあわせて書面で示されているかを確認します。第三に、保証の期間と範囲が明記されているかをチェックします。「安いから」だけで決めると、下地処理を省かれて早期に剥がれるリスクが高まる点に注意してください。相場から極端に外れた見積りは、その理由を丁寧に尋ねましょう。
トタン屋根は適切に塗装すればメンテナンスを続けられます。街の塗装店が解説する動画(動画ID: ExHFJSklyec)でも、トタン壁・トタン屋根は塗装でメンテナンス可能だと説明されています。だからこそ、工程を正しく踏む業者を選ぶことが、長持ちへの近道と言えるでしょう。
古民家・金属屋根の実績と近隣挨拶などの対応
古民家のトタン屋根は一般的な住宅と構造が異なるため、金属屋根や古民家の施工実績がある業者を選ぶと安心です。実績が豊富な業者は、屋根裏の茅や下地の状態まで踏まえて、塗装で足りるか葺き替えが要るかを的確に見極めてくれます。実績は件数や施工事例で確認できます。
契約前には、クーリングオフ制度の説明があるかも見ておきましょう。訪問販売で「今すぐ契約すれば割引」と契約を急がせる業者や、所在地・連絡先が不明確な業者は避けるのが賢明です。良心的な業者ほど、こちらが検討する時間を尊重してくれます。
工事中の近隣への配慮も、信頼できる業者を見分けるヒントの一つです。着工前の近隣挨拶や、高圧洗浄・塗料飛散への養生をきちんと説明してくれるかを確認してみてください。地域の気候特性を理解し、丁寧に対応してくれる業者に出会えれば、初めての方でも安心して任せられます。
よくある質問(FAQ)
茅葺き屋根にトタンを被せた屋根も普通のトタン屋根と同じ費用ですか?
表面のトタン(金属板)を塗る作業自体は一般的なトタン屋根塗装と同様で、費用の考え方も面積・塗料・下地の状態で決まります。ただし古民家は屋根勾配が急だったり二段構造だったりして、足場や手間が増える場合も見られます。その分費用が上がることもありますので、必ず現地調査のうえで見積りを取りましょう。
サビがかなり進んでいますが塗装で直せますか?
サビが表面にとどまっていれば、ケレン(サビ落とし)と錆止めを行ったうえで塗装できることが多いです。一方、穴あきや広範囲の腐食が進んでいる場合は、塗装だけでは対応できず、カバー工法や葺き替えが必要になります。劣化度は専門業者の点検で判断してもらうのが確実です。
トタン屋根塗装は自分でできますか?
材料費を抑えてDIYする方もいます。ただし屋根の上での作業は滑落など重大事故の危険が大きく、下地処理が不十分だと塗膜がすぐ剥がれてかえって費用がかさむこともあります。安全と仕上がりの両面から、高所のトタン屋根塗装は専門業者に依頼するのが基本です。
塗り替えの目安となる時期はどのくらいですか?
使用した塗料のグレードや環境で異なりますが、色あせ・チョーキング(白い粉)・部分的なサビが出てきたら点検の目安です。放置するとサビが広がり、塗装で対応できなくなることもあります。劣化サインが見えたら、早めに複数業者へ相談することをおすすめします。
茅葺きトタン屋根に使える補助金はありますか?
自治体によっては、住宅リフォームや耐震・省エネ改修への補助金が用意されている場合があります。屋根塗装が対象になるかは制度ごとに条件が異なり、年度替わりで内容が変わることもあります。お住まいの自治体公式サイトで、公開時点の最新情報を確認するのが確実です。申請には着工前の手続きが必要なケースもあるため、早めの確認をおすすめします。
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