二階シャッター後付けの足場費用|相場と必要なケース

基礎知識

二階の窓にシャッターを後付けしたいけれど、足場を組むとなると費用がどのくらいかかるのか気になっている。台風のニュースを見るたびに、二階の窓ガラスが心配になる方も多いのではないでしょうか。まず知っておきたいのは、二階のシャッター後付けに本格的な足場が必ず要るとは限らないという点です。

結論からお伝えすると、足場が必要な場合の足場代は部分足場で3万〜10万円程度が一つの目安です。窓が1か所で足元が安定していれば、足場を組まずに施工できるケースもあります。金額は業者・地域・設置条件で異なるため、要否も含めて現地調査で確認してください。

本記事では、二階シャッター後付けの足場が必要になるケースと不要なケースの判断基準を整理します。あわせて足場代と設置費の相場、費用が変わる条件も見ていきましょう。外壁塗装との同時施工で足場代を抑えるコツ、手動・電動の違い、失敗しない業者選びまで中立の立場で解説します。後悔しない判断材料として、お役に立てれば嬉しく感じます。

二階のシャッター後付けに足場は必要?|必要・不要の判断基準

二階の窓にシャッターを後付けするとき、必ずしも本格的な足場が要るとは限りません。窓の位置や作業スペース、施工方法によって、足場が必要なケースと脚立や簡易な設備で済むケースに分かれます。まずは自宅がどちらに当たりそうかを整理しましょう。

足場の要否を分ける主な条件は、窓の高さ・数・足元の状況の3つです。窓が1か所で足元に安定した作業スペースがあれば、簡易な設備で対応できるでしょう。反対に、高い位置の窓や複数窓、外壁と一体で作業する場合は、安全のために足場を組むことが多い傾向です。

二階の窓へのシャッター設置は実際に各地で行われています。二階の窓にもシャッターを設置する様子を記録した動画(動画ID: 8_LW5u_vPoY)では、二階窓へのシャッター後付けが現実的な選択肢として紹介されています。倍速でも見られるシャッター取り付け工事の映像(動画ID: ViRzTs9nITg)でも、窓周りでの設置作業に安全な足場・作業スペースの確保が伴う様子がうかがえます。二階の設置では、この作業環境の確保が費用にも関わってきます。

二階シャッター後付けに足場は要る?要らない?当てはまる項目をタップして自宅の状況をチェック
足場が必要になりやすい条件
足場が不要になりやすい条件
最終判断は現地調査で。窓の高さ・足元の状況・作業スペースを業者が確認したうえで足場の要否が決まります。
※上記は目安です。実際の要否は住宅の形状や施工内容によって異なります。

足場が必要になりやすいケース(高所・複数窓・外壁同時)

足場が必要になりやすいのは、作業位置が高く、脚立では安全に届かない窓です。二階でも窓の位置が高かったり、窓の下がベランダではなく地面だったりすると、安定した作業台としての足場が求められます。高所での落下を防ぐ設備は、安全のための正当なコストです。

複数の窓にまとめてシャッターを付ける場合も、足場を組むほうが効率的です。窓ごとに脚立を移動させるより、家の一面に足場を設けて連続作業する方が安全で仕上がりも安定します。外壁塗装や屋根工事と同じタイミングで施工する場合も、すでに組んだ足場を活用できます。

さらに、足元が斜面だったり、隣家との距離が極端に狭かったりする場合も、簡易な設備では対応しづらいでしょう。こうした条件では、専用の足場や特殊な設置方法が必要になり、費用が上がる傾向です。自宅の窓と足元の状況を確認しておくと、見積りの内容を理解しやすくなるでしょう。

足場が不要になりやすいケース(1か所・足元が安定)

一方、足場を組まずに施工できる場合もあるのです。設置する窓が1か所で、その窓の下が平坦で安定した地面やベランダになっているケースが該当します。作業者が脚立や簡易な作業台で安全に手が届く高さであれば、本格的な足場を省けることもあるでしょう。

後付けシャッターは既存の窓に短時間で取り付けられる製品が多く、施工そのものは大がかりではありません。約50分で後付けシャッターを取り付けた施工動画(動画ID: -u_TQL9AW1o)や、後付けシャッターは手軽に取り付けできると紹介する動画(動画ID: PTs-dR5xQHc)でも、既存窓への設置が短時間で完了する様子が示されています。作業時間が短い分、作業環境さえ整えば簡易な設備で済む場合があるわけです。

ただし、足場が不要かどうかを自己判断するのは避けたいところです。安全に作業できる高さかどうかは、現地の状況を見て業者が判断します。足場代を抑えられそうな場合でも、まずは現地調査で要否を確認してもらうのが確実な進め方です。

二階シャッター後付けの足場費用の相場|足場代と設置費の内訳

二階シャッター後付けの総額は、シャッター本体・設置工事費に、足場が必要な場合の足場代を加えて決まる仕組みです。ここでは足場代の目安と、シャッター設置費の相場、内訳の考え方を整理します。金額は業者や地域で幅があるため、複数見積りで確認することをおすすめします。

総額をイメージするうえで大切なのは、「シャッター本体+設置費」と「足場代」を分けて考えることです。足場代は設置範囲で大きく変わり、シャッター1か所のための部分足場か、家全体を囲む足場かで金額に差が出ます。まずはそれぞれの目安を押さえ、自宅がどの構成になりそうかを見当づけましょう。

足場代の目安と設置範囲による違い

足場代は設置範囲と住宅の形状で決まる項目です。シャッター1か所のために窓まわりだけ組む部分足場と、外壁塗装と兼ねて家全体を囲む全体足場では、金額に大きな差が出ます。下の表は、設置範囲ごとの足場代の目安です。

足場の設置範囲別 費用の目安(二階シャッター後付けを想定)
足場の種類設置範囲足場代の目安向いているケース
簡易設備・脚立窓1か所・低所0〜2万円程度足元が安定し安全に手が届く場合
部分足場窓まわり・一面のみ3万〜10万円程度二階の1〜2か所にまとめて設置
全体足場家全体を囲む15万〜25万円程度外壁塗装・複数面と同時施工

※出典:複数業者の見積りデータを当編集部が集計(2026年時点)。住宅の形状・階数・足元の状況で上下します。金額は業者・地域・設置条件によって異なります。

足場の設置範囲別 足場代の目安
二階シャッター後付けを想定。棒の長さは費用の桁の違いをイメージで表しています。
簡易設備・脚立 窓1か所・低所向け
0~2万円
部分足場 窓まわり・一面のみ
3万~10万円
全体足場 家全体を囲む
15万~25万円
外壁塗装と兼ねると無駄が少ない
棒の長さは目安の上限額をもとにした相対イメージです。0円 → 25万円
※出典:複数業者の見積りデータを当編集部が集計(2026年時点)。金額は業者・地域・住宅の形状・足元の状況によって上下します。

表の通り、足場は「窓1か所だけの部分足場」と「家全体を囲む全体足場」で費用感がまったく違います。シャッター設置だけのために全体足場を組むと割高に見えますが、外壁塗装などと兼ねれば足場代を有効に使えます。足場費用の相場や内訳をさらに詳しく知りたい方は、足場工事費用の相場と内訳もあわせてご覧ください。

シャッター本体+設置費の相場と総額イメージ

シャッター本体と設置工事費は、手動か電動か、窓のサイズやグレードで変わります。おおまかには、手動タイプで1か所あたり8万〜18万円程度、電動タイプで15万〜30万円程度が一つの目安です。これに足場が必要な場合の足場代が加わって総額が決まります。

二階シャッター後付けの総額イメージ(1か所・手動タイプを想定した目安)
費用の内訳足場が不要な場合部分足場が必要な場合
シャッター本体+設置費8万〜18万円8万〜18万円
足場代0〜2万円3万〜10万円
諸経費・搬入費1万〜3万円1万〜3万円
総額イメージ9万〜23万円程度12万〜31万円程度

※出典:複数業者の見積りデータを当編集部が集計(2026年時点)。窓のサイズ・グレード・電動/手動の別で上下します。金額は業者・地域・設置条件によって異なります。

上の表はあくまで手動タイプ1か所の目安です。電動タイプを選ぶと本体・設置費が上がり、複数窓にまとめれば1窓あたりの単価は下がる傾向です。エアコン設置など、ほかの高所作業で足場が要るケースの費用感はエアコン取り付けの足場費用にもまとめていますので、足場代の考え方の参考になさってください。

足場費用が変わる条件|設置場所・窓の数・外壁との関係

同じ二階でも、窓の位置や数、足元の状況で足場費用は上下します。特に複数の窓をまとめて施工する場合や、外壁と一体で作業する場合は、足場の設置範囲が広がりがちです。安く見える見積りが何を含んでいるかを見極める視点が大切です。

足場費用を左右する条件は、大きく「窓の数・位置」と「足元の状況」に分けられます。前者は足場をどれだけ広く組むかを、後者は組みやすさや特殊な設備の要否を決めます。この2つを理解すると、見積りの金額差がどこから生まれているかを読み取りやすくなるでしょう。

窓の数・位置で足場の規模が変わる

シャッターを付ける窓の数と位置は、足場の規模を大きく左右します。1か所だけなら窓まわりの部分足場で済みますが、二階の複数面にわたる場合は、その面ごとに足場が必要になり、設置範囲が広がる傾向です。範囲が広がるほど、足場代は上乗せされます。

窓の位置が高い場合や、屋根に近い最上部の窓の場合も、足場の高さが増して費用が上がる傾向です。逆に、複数の窓が同じ面にまとまっていれば、一度組んだ足場でまとめて施工でき、1か所あたりの足場代を抑えやすいでしょう。窓の配置は、足場代の効率に直結する要素と言えます。

そのため、複数窓へのシャッター設置を考えているなら、まとめて施工する前提で見積りを取るのがおすすめです。1か所ずつ別々に依頼すると、そのたびに足場代がかかり、総額が膨らむ場合も出てきます。将来付けたい窓があれば、あわせて相談しておくと無駄が減るでしょう。

足元の状況(隣家との距離・地面)で費用が変わる

足場費用は、足元の状況によっても上下します。足場は安定した地面の上に組むのが基本のため、地面が平坦で固いかどうかが組みやすさを左右します。庭が土や砂利の場合や、勾配のある土地では、足場の安定を確保するための手間が増えがちです。

隣家との距離が近い、いわゆる狭小地も費用に影響します。足場を組むスペースが十分に取れないと、特殊な組み方や部材が必要になり、その分費用が上がる傾向です。都市部の住宅密集地では、この条件が金額を左右する場面が少なくありません。

  • 足元が平坦で安定した地面か(土・砂利・斜面は手間が増える)
  • 隣家との距離が十分に取れるか(狭小地は特殊な組み方に)
  • 足場を運び入れる搬入経路が確保できるか
  • 駐車場や庭など、足場の設置スペースがあるか

一軒家全体で足場を組む場合の費用感は、一軒家の足場費用にも整理していますので、自宅の条件と照らし合わせる参考になさってください。足元の状況は現地を見ないと分からない部分が多いため、正確な費用は現地調査で確認するのが確実です。

足場代を抑えるコツ|外壁塗装・複数窓との同時施工でまとめる

足場代は一度組めば同じ費用がかかるため、複数の工事をまとめると一回分に集約できます。外壁塗装や屋根の塗り替え、複数窓のシャッター設置を同じタイミングで行えば、足場代を無駄なく使えます。将来の工事予定とあわせて計画する視点が、節約への近道です。

この考え方の土台にあるのは、足場代が「工事の回数」ではなく「組む回数」で決まるという点です。外壁塗装には足場代を含む費用がかかり、その内訳が決まっていることをプロが解説した動画(動画ID: FCKaBSudzJg)でも、足場は塗装費用の一部として計上される項目だと紹介されています。この足場を、シャッター設置と共有できれば、実質的にシャッター単独の足場代を減らせるわけです。

外壁塗装・屋根工事と同時に行うメリット

外壁塗装や屋根の塗り替えは、いずれも家全体に足場を組んで行う工事です。この足場を組むタイミングでシャッターも設置すれば、シャッターのためだけに別途足場を組む必要がなくなるわけです。足場代を二重に払わずに済むのが、同時施工の最大のメリットと言えます。

足場を別々に組む場合とまとめる場合の費用イメージ(全体足場を想定)
進め方足場代の考え方足場代の目安
シャッター単独で施工シャッターのために足場を組む3万〜10万円(部分)
外壁塗装を別の年に施工塗装のためにもう一度足場を組む15万〜25万円(全体)
外壁塗装と同時に施工塗装の足場を共有し追加は最小実質は塗装分+α

※出典:複数業者の見積りデータを当編集部が集計(2026年時点)。足場は組む回数で費用が発生するため、まとめると無駄が減ります。金額は業者・地域・設置条件によって異なります。

築10年以上が経ち、そろそろ外壁塗装を考えている家であれば、その機会にシャッター設置を組み込むのは合理的な選択です。別々の年に工事すると、足場代を二度払う結果になりかねません。将来予定している外装工事があれば、シャッターも含めて一度に相談すると、足場代を有効に使えるでしょう。

複数窓をまとめて施工する際の考え方

複数の窓にシャッターを付けたい場合は、まとめて施工する前提で計画するのがおすすめです。同じ面に並んだ窓であれば、一度組んだ足場で連続して作業でき、窓ごとに足場を組み直す無駄が省けます。設置台数が増えるほど、1か所あたりの足場代は下がる傾向です。

台風対策として二階窓にシャッターを検討する家庭は少なくありません。1時間でリフォームシャッターを取り付けた施工動画(動画ID: Dtix_Xdfnts)でも、台風への備えとしての後付けシャッターが短時間で設置される様子が紹介されています。防災を目的にするなら、優先度の高い窓からまとめて施工すると、足場代も効率よく使えます。

ただし、あれもこれもと窓を増やすと本体・設置費の総額は膨らみます。足場代の効率と、シャッター本体の予算のバランスを見て、本当に必要な窓を絞ることも大切です。どの窓を優先するかは、防犯や台風の被害を受けやすい方角などを踏まえ、業者に相談するとよいでしょう。

シャッター後付け自体の費用と種類|手動・電動の違い

後付けシャッターには手動タイプと電動タイプがあり、費用や使い勝手が異なります。防犯・防災・防音など目的によって選ぶ種類も変わってきます。足場費用と合わせて、シャッター本体のグレードも総額に影響する点を押さえておきましょう。

タイプ選びで迷ったときは、「開閉のしやすさ」と「予算」の2軸で考えると整理しやすくなります。手動は費用を抑えられ、電動は高所でも楽に開閉できるのが持ち味です。二階の窓は毎日の開け閉めのしやすさが効いてくるため、使い勝手も含めて検討したいところです。

手動シャッターと電動シャッターの費用と特徴

手動シャッターは、本体・設置費を抑えられるのが特徴です。構造がシンプルで、二階の窓でも比較的手頃に導入できます。一方、二階の窓を毎回手で開け閉めするのは負担に感じる方もいます。開閉頻度が高い窓では、この手間が気になる場面が出てくるでしょう。

手動シャッターと電動シャッターの比較(二階窓1か所・本体+設置費の目安)
比較項目手動シャッター電動シャッター
本体+設置費の目安8万〜18万円15万〜30万円
開閉のしやすさ手で開け閉め(二階は負担も)リモコン・スイッチで楽に
向いている窓開閉頻度が低い窓毎日使う窓・高い位置の窓
メンテナンス構造が簡単で故障が少なめモーター等の点検が必要

※出典:複数業者の見積りデータ・製品資料を当編集部が集計(2026年時点)。窓のサイズ・グレードで上下します。金額は業者・地域・製品によって異なります。

電動シャッターは費用が上がるものの、リモコンやスイッチで開閉できるため、高い位置の二階窓でも扱いやすいのが強みです。約50分で後付けシャッターを取り付けた施工動画(動画ID: -u_TQL9AW1o)や、後付けシャッターは手軽に取り付けできると紹介する動画(動画ID: PTs-dR5xQHc)でも、既存窓に本体を据え付ける施工の手軽さが示されています。手動と電動のどちらが合うかは、その窓を毎日どれくらい使うかで判断するとよいでしょう。

防犯・台風対策など目的別の選び方

後付けシャッターは、防犯・台風対策・防音・目隠しなど、目的によって選ぶタイプが変わってきます。二階の窓は道路から見えにくく、侵入経路として意識されにくい一方で、対策の一つとしてシャッターを備える家庭も見られます。あくまで対策の一つと捉え、過度な効果を期待しすぎないことが大切です。

台風などの強風対策としては、飛来物から窓ガラスを守る備えの一つとしてシャッターが選ばれます。1時間でリフォームシャッターを取り付けた施工動画(動画ID: Dtix_Xdfnts)でも、台風への備えを目的とした後付けが紹介されています。防災を主目的にするなら、風雨を受けやすい方角の窓から検討するのが現実的です。

目的が防音や目隠しの場合は、シャッターの構造や素材の選び方が変わってきます。目的が複数にまたがるときは、優先順位を業者に伝えて提案を求めると、過不足のないグレードを選びやすいでしょう。必要以上に高機能な製品を選んで予算を圧迫しないよう、目的を明確にしておくことがポイントです。

目的別 後付けシャッターの選び方
1 防犯侵入対策の一つとして
向いているタイプ
閉めた状態を保ちやすい面格子・シャッター。留守がちな窓に。
注意点
あくまで対策の一つ。過信は禁物で、他の対策と組み合わせる前提で考えます。
2 台風・防災飛来物・強風から窓を守る
向いているタイプ
風雨を受けやすい窓や、飛来物のリスクがある立地の窓から優先的に。
注意点
耐風圧性能は製品ごとに異なります。地域の想定風速に合うか確認します。
3 防音外からの音をやわらげる
向いているタイプ
構造や素材で選ぶのが基本。すき間が少ないタイプほど効果が期待できます。
注意点
シャッター単体で無音にはなりません。窓サッシとの合わせ技で考えます。
4 目隠し視線をさえぎる
向いているタイプ
採光と両立できるスリット・ルーバータイプなら、閉めても光を取り込めます。
注意点
通風・採光の希望とのバランスで、開閉のしやすさも合わせて選びます。
※目的が複数にまたがる場合は、優先順位を業者に伝えて過不足のないグレードを選ぶと安心です。

二階シャッター後付けで失敗しない業者選びと見積りの見方

後付けシャッターで後悔しないコツは、足場の要否・設置費・保証を明確に示す見積りを選ぶことです。高所作業は危険が大きく、専門業者への依頼が基本です。相見積りで内訳を比べ、極端に安い・高い業者を避けましょう。

見積書では「足場代がいくらで、どの範囲を組むのか」「シャッター本体と設置費の内訳」「保証の期間と範囲」が明記されているかを見ます。これらが曖昧な見積りは、後のトラブルにつながりやすい傾向です。国民生活センターにも、リフォーム工事をめぐる相談が継続的に寄せられています(出典:国民生活センター)(確認済み・2026年時点)。

相見積りで見る3つのポイント(足場・設置費・保証)

相見積りで比べるべきは、総額よりも「足場・設置費・保証」の中身です。同じ二階の窓でも、業者によって足場の組み方や設置方法が違う場合があり、その理由を聞き比べると判断材料が増えます。総額が近くても、含まれる内容が違えば実質的な価値は変わってきます。

  • [ ] 足場の要否と、必要な場合の範囲・金額の明記
  • [ ] シャッター本体と設置費が項目ごとに分かれているか
  • [ ] 製品名・グレード(手動/電動)の記載
  • [ ] 保証の期間と対象範囲が書面で示されているか
  • [ ] 外壁塗装など同時施工の提案の有無
  • [ ] 極端に安い、または高い見積りになっていないか

特に注意したいのが、足場代の扱いです。「足場込み一式」とだけ書かれた見積りは、どの範囲をどう組むのかが分かりにくいものです。反対に、足場が不要と判断される条件なのに全体足場が計上されていないかも、あわせて確認したいところです。

外壁との同時施工に対応できる業者の選び方

将来の外壁塗装まで見据えるなら、外装リフォーム全般に対応できる業者を選ぶと相談がスムーズです。シャッター設置だけでなく、外壁・屋根の状態も一緒に診てもらえれば、足場を共有した合理的な計画を立てやすいはずです。窓口が一つにまとまると、工事の段取りも組みやすくなるでしょう。

高所での二階のシャッター設置は、滑落など重大事故の危険が伴います。DIYブームでもやり過ぎは良くないと注意を促す動画(動画ID: rbqosmBa-t0)でも、高所を含む作業は無理をせず専門家に任せる判断の大切さが語られています。安全と仕上がりの面から、二階の後付けシャッターは専門業者への依頼を基本線に考えるのが安心です。

安さだけで選ばず、足場・設置費・保証の説明が丁寧で、同時施工の相談にも応じられる業者を比較することが、後悔しない業者選びの土台です。まずは複数社に現地調査を依頼し、足場の要否と総額の見当をつけるところから始めるとよいでしょう。

よくある質問(FAQ)

二階シャッターの後付けと足場費用について、読者の方からよく寄せられる疑問をまとめました。費用や施工の判断に迷ったときの参考になさってください。

Q. 二階のシャッター後付けに足場は必ず必要ですか?

必ずしも必要とは限りません。窓が1か所で足元が安定し、作業スペースを確保できる場合は、脚立や簡易な設備で施工できるケースもあるのです。一方、高所で足場がないと安全に作業できない場合や、複数窓・外壁と同時施工する場合は足場が必要です。要否は現地調査で判断してもらいましょう。自己判断は避けるのが安心です。

Q. 足場代はどのくらいかかりますか?

足場代は設置範囲や住宅の形状で変わり、一面だけの部分足場か、家全体を囲む足場かで金額に大きな開きが出ます。シャッター1か所のための部分足場と、外壁塗装と兼ねる全体足場では総額が変わってきます。正確な費用は現地調査のうえ複数見積りで確認するのが確実です。金額は業者・地域・条件によって幅が出ます。

Q. 足場代を安く抑える方法はありますか?

足場は一度組めば同じ費用がかかるため、外壁塗装や屋根工事、複数窓のシャッター設置を同じタイミングでまとめると、足場代を一回分に集約できます。将来予定している工事があれば、あわせて計画することで無駄な足場代を減らせるでしょう。築年数が経ち塗装を検討している家なら、その機会にまとめるのがおすすめです。

Q. 手動と電動のシャッターはどちらがよいですか?

手動は本体・設置費を抑えやすく、電動は開閉が楽で高所の窓でも扱いやすいのが利点です。二階の窓は開閉頻度や使い勝手を踏まえて選ぶとよいでしょう。目的(防犯・台風対策・防音など)と予算のバランスで、業者に提案を求めるのが確実です。毎日使う窓なら電動が快適に感じられる傾向です。

Q. シャッター後付けは自分でできますか?

簡易な製品もありますが、二階の窓は高所作業になり、滑落など重大事故の危険が大きいです。取り付けの精度が不十分だと開閉不良や防犯性の低下を招くおそれもあります。安全と仕上がりの面から、二階の後付けシャッターは専門業者への依頼を基本とすることをおすすめします。まずは点検・相談だけでも依頼すると安心につながるはずです。

二階のシャッター後付けは、足場が必要かどうかで総額が大きく変わる工事です。窓が1か所で足元が安定していれば足場を省ける場合もあり、逆に高所や複数窓、外壁と同時に作業する場合は足場を組む前提になります。足場代は一度組めば同じ費用がかかるため、外壁塗装や複数窓の設置とまとめれば、無駄なく使えます。二階は高所作業で危険が大きいからこそ、DIYではなく専門業者に現地調査を依頼し、足場・設置費・保証を明記した見積りを複数社で比べることが、納得のいく施工への近道です。

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