外壁塗装と屋根塗装の費用|同時施工の相場と足場代の節約術

2026.06.06
お役立ち情報

外壁の塗り替えを考えるとき、「どうせなら屋根も一緒にやったほうがいいのかな」と迷われる方は少なくありません。別々に頼むより安くなると聞いても、実際いくらかかるのか分かりにくいものです。

結論からお伝えすると、外壁塗装と屋根塗装を同時に行う費用は延床面積30坪・2階建てで120〜180万円程度が一般的な目安です。同時施工の大きな利点は、足場を一度の設置で済ませられること。別々に行うと二重にかかる足場代を、一度にまとめられます。

本記事では、同時施工の費用相場、足場代を節約できる理由、屋根の工法の選び方、別々に行うほうがよいケース、見積もりの注意点、そして船橋市を含む千葉県北西部での注意点まで解説します。後悔のない判断材料としてお役に立てれば幸いです。

外壁・屋根の同時施工で押さえたい3つの数字

30坪の同時施工費用目安 120〜180万円 外壁+屋根の合計
節約できる足場代 15〜22万円 別々だと二重にかかる
内訳の目安 外壁80〜120+屋根20〜60 屋根の工事内容で変動

※一般的な相場の目安です。屋根が塗装で済むか、カバー工法・葺き替えが必要かで総額は変わります。正確な金額は現地調査を経た見積もりで確認してください。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う費用の相場:30坪で120〜180万円が目安

外壁塗装と屋根塗装を同時に行う費用は、30坪・2階建てで120〜180万円程度が一般的な相場です。外壁と屋根を別々に塗るよりも、足場を一度で済ませられる分、トータルのコストを抑えやすくなるでしょう。

まずは同時施工の相場感をつかんでおくと、手元の見積もりが妥当かどうかを見極めやすくなるでしょう。外壁単体の相場は外壁塗装の費用相場の記事、屋根単体は屋根の塗装費用の記事も参考になります。

外壁・屋根それぞれの費用の目安と合計

同時施工の費用は、外壁塗装と屋根工事を合算したものから、共通する足場代を一度分にまとめた金額です。外壁塗装は30坪で80〜120万円、屋根塗装は20〜60万円程度が目安です。

別々に行うと、それぞれに足場代が15〜22万円ずつ発生します。同時施工なら足場は一度で済むため、合計の費用が抑えられるしくみです。具体的には、外壁と屋根を合わせて120〜180万円程度に収まることが多くなっています。

ただし、屋根の工事内容によって金額は前後します。屋根が塗装で済むか、カバー工法や葺き替えが必要かで、総額は大きく変わってくる点に注意してください。

費用に含まれる項目(足場・洗浄・下地・塗料)

同時施工の費用は、足場代・高圧洗浄・下地処理・塗料代・人件費で構成されます。このうち足場代は、外壁と屋根の両方に必要な共通の項目です。同時施工で節約できるのは、主にこの足場代の部分です。

私たち編集部が同時施工の見積もりを複数集めて比べたところ、外壁と屋根の内訳が分かれている見積もりほど、追加費用のトラブルが少ない傾向が見られました。外壁と屋根では、使う塗料や下地処理が異なります。屋根は紫外線や雨の影響を外壁以上に受けるため、屋根に適した塗料が選ばれます。それぞれに必要な工程があるので、見積もりでは外壁と屋根の項目が分かれているかを確かめましょう。

塗料代だけが安くても、洗浄や下地処理を省けば仕上がりに影響が出ます。各項目の内訳を見比べることが、適正価格を見極める近道です。

塗料グレード別の費用と耐用年数の違い

塗料は、グレードが上がるほど初期費用は高くなりますが、耐用年数も延びていきます。外壁・屋根とも、代表的なのはシリコンとフッ素です。耐用年数の目安は、シリコンで10〜13年、フッ素で15〜20年とされます。

同時施工では、外壁と屋根の塗料グレードをそろえると、次の塗り替え時期も合わせやすくなるでしょう。せっかく足場代を節約しても、外壁と屋根で塗り替え時期がずれると、また別々に足場が必要になることもあるためです。長い目で見れば、グレードをそろえる選び方にも一理あるでしょう。

どの塗料が適するかは、ご予算と「次に塗り替えるまで何年住む予定か」によって変わってきます。迷うときは、外壁と屋根それぞれの状態を踏まえて業者に相談してみてください。

外壁・屋根の同時施工|費用の内訳の目安(30坪)

項目費用の目安
外壁塗装80〜120万円
屋根塗装20〜60万円
足場代(一度分)15〜22万円
同時施工の合計120〜180万円
※別々に施工すると足場代が二重にかかります。屋根がカバー工法や葺き替えになる場合は、合計がこれより上がります。

別々に施工 vs 同時に施工

別々に施工

  • 足場を2回組む
  • 足場代が二重にかかる
  • 工事・近隣への配慮も2回
  • 在宅予定の調整も2回

同時に施工

  • 足場は1回で済む
  • 足場代15〜22万円程度を節約
  • 工事・近隣への配慮も1回
  • 塗り替え時期もそろえやすい

同時施工で足場代を節約できる理由

外壁と屋根を同時に施工する最大の利点は、足場代を一度で済ませられることです。足場は外壁にも屋根にも必要なため、別々に工事すると足場代が二重にかかってしまいます。

一度の足場で両方を仕上げれば、15〜22万円程度の足場代を節約できることもあるでしょう。なぜ足場代がそれほど影響するのか、順に見ていきましょう。

足場は外壁にも屋根にも必要になる

外壁塗装でも屋根塗装でも、安全に作業するために足場が欠かせません。足場とは、職人が高所で安全に作業するために組む仮設の構造物のことで、塗装の品質にも関わる大切な設備です。外壁を塗るにも、屋根に上がるにも、この足場が前提です。

足場の費用には、組み立て・解体・運搬・養生などが含まれます。一般的に15〜22万円程度かかり、塗装工事全体のなかでも小さくない割合を占めます。足場についての詳細は足場費用の記事で解説しています。

外壁と屋根を別々のタイミングで工事すると、この足場を二度組むことになってしまいます。同じ作業を二度払うのは、もったいないと感じられるのではないでしょうか。

別々に施工した場合との費用の差

外壁と屋根を別々に施工すると、足場代がそれぞれに発生します。仮に外壁工事で18万円、屋根工事で18万円の足場代がかかれば、合計で36万円です。同時施工なら一度の18万円で済むため、差し引き18万円ほどの節約につながるでしょう。

もちろん、足場代は建物の規模や形状によって変わってきます。それでも、二度組むより一度のほうが安くなる関係は変わりません。YouTubeチャンネル「本音しか言わん塗装屋社長の外装リフォームch」の屋根と壁の適正価格を解説した動画でも、外壁と屋根をまとめて考える視点が紹介されています。

この差額をどう活かすかは、お住まいの状況しだいです。節約できた分を、より耐久性の高い塗料に回すという考え方もあるでしょう。

工事期間・近隣への影響も一度で済む

同時施工には、費用以外の利点もあるのです。工事期間や近隣への配慮を、一度にまとめられる点です。塗装工事では、足場の設置音や塗料のにおい、職人の出入りなどが発生します。

別々に工事すると、こうした近隣への影響が二度にわたってしまいます。同時施工なら一度で済むため、ご近所への気づかいも一度分で済むでしょう。工事のたびに在宅の予定を合わせる手間も、まとめられます。

費用と手間の両面で、同時施工には合理性があると言えます。外壁と屋根のメンテナンス時期が近いなら、まとめて検討する価値は十分にあるでしょう。

屋根の3つの選択肢|費用と向くケース(30坪)

塗装

20〜60万円

劣化が表面の塗膜中心で、下地が健全なケース。外壁と足場を共有できます。

カバー工法

80〜150万円

塗装では対応しきれないが、下地はまだ使えるケース。撤去費がかからず割安です。

葺き替え

100〜200万円

下地まで傷んだケース。下地から新しくでき、最も費用がかかります。

屋根は塗装・カバー工法・葺き替えのどれを選ぶか

屋根のメンテナンスには、塗装・カバー工法・葺き替えの3つの選択肢が考えられます。劣化の程度や屋根材によって適した方法が異なり、外壁塗装とあわせる際の費用も変わってきます。

屋根の状態を正しく見極めることが、過不足のない工事につながるはずです。それぞれの方法を見ていきましょう。

屋根塗装で対応できるケースと費用の目安

屋根の劣化が表面の塗膜中心で、下地が健全なら、塗装で対応できます。色あせや軽い錆、塗膜の劣化であれば、塗り替えで保護機能を回復できるためです。費用は30坪で20〜60万円程度が目安です。

スレートや金属屋根などは、塗装でのメンテナンスが一般的です。外壁塗装の窓口の屋根塗装の費用相場を解説した動画でも、屋根材ごとの塗装の考え方が紹介されています。外壁と同時に塗装すれば、足場を共有できて効率的でしょう。

ただし、瓦屋根など塗装が不要な屋根材もあるのです。屋根材の種類によって対応が変わるため、現地調査で確認してもらうことが大切です。

カバー工法が向くケースと費用の目安

既存の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる方法が、カバー工法です。カバー工法とは、古い屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ねて葺く工事のことで、葺き替えより費用と工期を抑えられます。費用は30坪で80〜150万円程度が目安です。

塗装では対応しきれないほど劣化が進み、かつ下地がまだ使える場合に向いています。撤去費用がかからない分、葺き替えより安く済む傾向です。一方で、屋根が二重になるため、建物の状態によっては向かないこともあるでしょう。

カバー工法が選べるかどうかは、屋根材や下地の状態しだいです。塗装で間に合うのか、カバー工法が必要なのかは、専門家の見立てを聞いて判断しましょう。

葺き替えが必要なケースと費用の目安

下地まで傷んでいる場合は、葺き替えが必要です。既存の屋根材と下地を撤去し、新しくつくり直す方法です。費用は30坪で100〜200万円程度が目安で、3つのなかで最も高くつきます。

葺き替えは費用がかさむ一方、下地から新しくできるため、屋根を長く健全に保ちやすい方法です。雨漏りが起きている、屋根材が割れているといった場合は、葺き替えが検討されます。雨漏りの修理については別途、専門の業者に相談するのが安心でしょう。

どの方法が適するかは、屋根の状態と予算のバランスで決まってきます。私たちは、外壁と同時に屋根の状態も見てもらい、3つの選択肢の見立てを比べることをおすすめします。

塗料グレード別の耐用年数の目安(外壁・屋根共通)

塗料の種類耐用年数の目安
シリコン10〜13年
フッ素15〜20年
※外壁と屋根の塗料グレードをそろえると、次の塗り替え時期も合わせやすくなります。時期がずれると、また別々に足場が必要になることもあります。

外壁と屋根を別々に施工するほうがよい場合もある

同時施工は多くの場合お得ですが、必ずしもすべてのお住まいに当てはまるわけではありません。外壁と屋根の劣化時期が大きくずれている場合は、別々に行うほうが合理的なケースもあるでしょう。

同時施工が向くケースと、そうでないケースを知っておくと、判断に迷いません。3つの観点から整理します。

外壁と屋根の劣化時期がそろっているか

同時施工が向くのは、外壁と屋根の劣化時期がそろっているお住まいです。どちらも塗り替え時期を迎えているなら、まとめて施工する利点を最大限に活かせます。築10〜15年ほどで、両方にメンテナンスのサインが出ていれば、同時施工を検討する良いタイミングでしょう。

逆に、片方を数年前に塗ったばかりなら、時期はそろっていません。まだ健全な部分を一緒に塗り直しても、足場代の節約以上のメリットは生まれにくいでしょう。劣化の進み具合を、外壁と屋根それぞれで確認することが出発点です。

ご自宅の外壁と屋根が、いつ塗り替えられたかを思い出してみてください。両方とも10年以上経っているなら、まとめて点検する価値があるはずです。

予算の都合で時期を分けたい場合

同時施工はトータルでは安くても、一度に支払う金額は大きくなります。外壁と屋根を合わせれば120〜180万円ほどになり、まとまった出費になってきます。予算の都合で、時期を分けたいというお考えもあるでしょう。

その場合は、劣化が進んでいるほうを先に手当てする考え方があります。たとえば屋根の劣化が深刻なら、屋根を優先する判断もあるでしょう。ただし、別々にすると足場代が二重にかかる点は、念頭に置いておきましょう。

費用の総額と、一度の支払額のバランスは、ご家庭によって優先順位が変わってきます。無理のない範囲で、納得できる進め方を選ぶことが大切です。

片方がまだ十分に健全な場合

片方がまだ十分に健全なら、無理に同時施工する必要はありません。健全な外壁や屋根を、足場代の節約のためだけに塗り直すのは、かえって無駄になることもあるためです。

たとえば、屋根を最近メンテナンスしたばかりで、外壁だけ劣化している場合があります。この場合は外壁塗装を優先し、屋根は次の機会に回す判断が合理的でしょう。現地調査で両方の状態を確認し、本当に同時施工が得かを見極めてください。

「足場代がもったいないから」という理由だけで、不要な工事を増やす必要はありません。必要なところに、必要な工事を。これが後悔しない外装リフォームの考え方です。

同時施工が向くケース・別々がよいケース

同時施工が向く

  • 外壁と屋根の劣化時期がそろっている
  • どちらも築10〜15年前後
  • 両方にメンテナンスのサインが出ている

別々がよいことも

  • 片方を最近塗ったばかり
  • 予算の都合で時期を分けたい
  • 片方がまだ十分に健全

外壁・屋根の同時施工で見積もりを見るときの注意点

同時施工の見積もりでは、外壁と屋根それぞれの内訳が分かれているかを確認することが大切です。一式表記でまとめられていると、どちらに何の費用がかかっているのか見えにくくなりがちです。

安すぎる見積もりに潜むリスクとあわせて、確認したいポイントを押さえましょう。3つの観点で見ていきます。

外壁と屋根の内訳が分かれているか

信頼できる見積もりは、外壁と屋根の費用が項目ごとに分かれています。それぞれの塗料名や塗装面積、屋根の工事内容が記載されていれば、何にいくらかかるのかが分かります。

「外壁・屋根塗装一式◯◯円」とまとめられた見積もりは、内訳が見えません。後から「屋根は別料金でした」と追加請求される余地も残ります。外壁塗装の窓口の見積もり書のチェックポイントを解説した動画でも、内訳の確認が重要だと指摘されています。

見積もりを受け取ったら、外壁と屋根の項目が分かれているかを確かめてください。内訳の分かれた見積もりは、業者が根拠を持って積算している目安になります。

極端に安い見積もり・一式表記への注意

相場より極端に安い見積もりには、背景に理由が隠れていることが少なくありません。塗装回数を減らす、下地処理を省くといった形で、見えにくい部分が削られている場合があるためです。とくに同時施工では、屋根の工程が簡略化されていないか注意が必要です。

YouTubeチャンネル「西山建材工業」の安い費用の落とし穴を解説した動画でも、150万円以下での外壁・屋根塗装のリスクが指摘されています。安さそのものが悪いわけではなく、なぜその金額になるのかを業者が説明できるかどうかが大切です。

根拠のある安さか、しわ寄せのある安さかを見分ける姿勢が、トラブルを避けることにつながります。気になる項目は、遠慮なく質問してみてください。

訪問販売・即日契約への注意(クーリングオフ)

「足場代がお得な今だけ」と即日契約を急かされた場合は、いったん立ち止まってください。その場での判断を迫る手法は、冷静な比較検討の機会を奪うことにつながりかねません。

訪問販売などで契約した場合、原則として契約書面を受け取った日から8日間はクーリングオフが可能です。クーリングオフとは、一定期間内であれば消費者側から無条件で契約を解除できる制度のことです。制度の詳細は国民生活センターで確認できます。

少しでも不安を感じたら、契約を急がず、複数社の見積もりを比べる時間を確保しましょう。業者選びの観点は外壁塗装業者の選び方の記事も参考になります。

同時施工の見積もりで確認したい6項目

  • 外壁と屋根の内訳が分かれているか
  • それぞれの塗料名とグレードが明記されているか
  • 屋根の工事内容(塗装・カバー・葺き替え)が分かるか
  • 足場代が一度分で計上されているか
  • 保証内容(期間・範囲)が明確か
  • 建設業許可・施工実績を確認できるか
※「一式」表記が多く内訳が分からない見積もりは、項目ごとの内容を質問して確認することをおすすめします。

船橋市・千葉県北西部で外壁・屋根を同時施工するときの注意点

船橋市を含む千葉県北西部は東京湾に近く、海風による塩分や台風の影響を受けやすい地域です。屋根は外壁以上に風雨や紫外線にさらされるため、地域特性を踏まえた塗料選びが長持ちにつながるでしょう。

同時施工のタイミングで、屋根の状態もあわせて見直すと安心です。地域ならではの注意点を見ていきましょう。

海風・塩害が屋根と外壁に与える影響

海沿いのエリアでは、塩害が屋根と外壁の両方に影響します。塩害とは、海からの風で運ばれる塩分が外壁や金属部分に付着し、劣化を早める現象のことです。とくに金属屋根や金属部は、塩分で錆が進みやすくなるためです。

屋根は雨で塩分が流されにくい部分もあり、外壁以上に劣化が早まることもあるでしょう。海に近いお住まいでは、屋根と外壁をまとめて点検し、塩害対策を考えることが大切でしょう。塩分を高圧洗浄でしっかり落とすことも、塗装の持ちを左右します。

ご自宅が海沿いにあるなら、同時施工のタイミングで屋根の錆や劣化もあわせて確認してもらいましょう。早めの対応が、結果的に費用を抑えることにもつながります。

船橋市・千葉県北西部|海沿いと内陸で外壁・屋根が受ける影響

比較項目海沿いエリア内陸エリア
塩害リスク大きい比較的小さい
屋根・金属部錆・劣化が早まりやすい標準的な劣化
おすすめ塗料耐塩害シリコン/フッ素標準シリコン/フッ素
主な注意点塩分除去の洗浄・錆対策湿気によるカビ・コケ対策
※屋根は外壁以上に風雨や紫外線にさらされます。海沿いでは同時施工のタイミングで屋根の錆や劣化もあわせて確認されることをおすすめします。

台風シーズン前の点検という考え方

千葉県北西部は、台風の影響を受けやすい地域です。とくに9〜10月の台風シーズンには、強風で屋根材が傷んだり、飛散したりすることもあるでしょう。台風シーズンの前に、屋根と外壁の状態を点検しておく考え方があります。

同時施工を検討するなら、台風シーズンを避けた時期に計画を立てると安心です。点検で劣化が見つかれば、被害が大きくなる前に手を打てます。屋根は普段見えにくい部分だからこそ、外壁の塗り替えに合わせて確認する価値があります。

ご自宅の屋根を最後に点検したのはいつでしょうか。外壁塗装を考えるこの機会に、屋根もあわせて見てもらうと安心につながります。

地域での施工実績がある業者を選ぶ意味

塗料選びと同じく大切なのが、地域での施工実績がある業者を選ぶことです。船橋市や千葉県北西部の気候を理解している業者ほど、塩害や台風に応じた屋根・外壁の提案ができます。

施工実績の豊富な業者は、その地域でどんな劣化が起きやすいかを経験から把握しています。海沿いであれば、塩分除去の洗浄や錆対策にも気を配ります。実績の有無は、見積もりの精度や工事後の安心感にも表れます。

業者を選ぶ際は、建設業許可の有無や、千葉県北西部での施工実績、保証内容をあわせて確認しましょう。建設業許可は国土交通省の制度情報で、塗装の品質基準は日本塗装工業会の情報も参考になります。戸建ての外壁費用は戸建ての外壁塗装費用の記事でも整理しています。

よくある質問(FAQ)

外壁塗装と屋根塗装の同時施工について、お客様からよく寄せられる質問をまとめました。

Q1. 外壁塗装と屋根塗装を同時にやると費用はいくらくらいですか?

延床面積30坪・2階建てで120〜180万円程度が一般的な目安です。外壁と屋根の塗料グレードや、屋根の工事内容によって変動します。別々に行うより足場代を一度で済ませられるため、トータルコストを抑えやすい点が同時施工の利点です。

Q2. 外壁と屋根は同時にやったほうが本当にお得ですか?

多くの場合、足場代(15〜22万円程度)を一度で済ませられるためお得になりやすいです。ただし、外壁と屋根の劣化時期が大きくずれている場合や、片方がまだ健全な場合は、別々に行うほうが合理的なこともあります。両方の状態を確認したうえで判断するとよいでしょう。

Q3. 屋根は塗装と葺き替え、どちらを選べばよいですか?

屋根材の種類と劣化の程度によります。塗装で対応できる屋根材で劣化が表面中心なら塗装、下地まで傷んでいる場合はカバー工法や葺き替えが選択肢になります。現地調査で屋根の状態を確認し、必要十分な方法を選ぶことが大切です。

Q4. 同時施工の見積もりで、特に気をつけることはありますか?

外壁と屋根の内訳が分かれているかです。「一式」表記でまとめられていると、どちらに何の費用がかかるのか見えにくく、後から追加請求される余地も残ります。それぞれの塗料名や屋根の工事内容、足場代が一度分かを確認することが大切です。

Q5. 屋根が瓦の場合も同時施工はできますか?

瓦屋根は塗装が不要な場合が多く、屋根の工事内容が変わります。瓦のずれや漆喰の劣化があれば、補修やメンテナンスが対象になります。外壁塗装と同時に足場を使って屋根の点検・補修を行うことは可能です。屋根材によって対応が変わるため、現地調査で確認してもらいましょう。

外壁塗装と屋根塗装の同時施工は、足場代を一度にまとめられる合理的な選択肢です。ただし、お住まいの状態によっては別々のほうがよいケースもあるでしょう。船橋市を含む千葉県北西部は海風や台風の影響を受けやすい地域だからこそ、地域特性を理解した信頼できる業者へ、外壁と屋根の状態をあわせて相談することが、後悔しない外装リフォームにつながります。まずはご自宅の外壁と屋根の状態を確認し、条件をそろえた相見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。

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